
夏 長崎から 2025
「夏 長崎から」は、さだまさしが1987年から2006年まで、長崎で毎年8月6日に20回開催した野外コンサートです。
「音楽は平和の象徴だから」「広島の原爆の日に長崎で歌う」そのことだけで、15,000人を超えるお客さまと平和の大切さを確かめ続けたコンサートです。
お子さん連れで音楽を楽しむ、それは平和な世の中だからこそ出来ること。だからこそ20年間、さだまさしは、お客さまがお子さん連れで参加できるようにと、すべて入場無料で行いました。
今年は被爆80年。
さだまさしは、今年もう1度だけ、8月6日に長崎で歌おうと決意しました。
「夏 長崎から2025」。
開催日時
2025年8月6日(水)
15:00開場 17:00開演予定
※雨天決行・荒天中止
会場
稲佐山公園野外ステージ
(長崎県長崎市淵町407-6)※地図はこちら
参加方法
入場無料
全席自由
ただし参加券が必要です
ホスト
さだまさし

スペシャルゲスト(50音順 敬称略)

今井美樹

河井勇人

グレープ

湘南乃風

笑福亭鶴瓶

スガシカオ

立川談春

南こうせつ
参加券入手方法
配布開始日時
2025年7月7日(月)10:00〜
①長崎市内で配布
●配布場所は後日お知らせします
●無料にて配布
●お一人様2枚まで
●中学生以下の入場は、保護者同伴のみとさせていただきます
●小学生以下は参加券不要(保護者同伴に限る)
●なくなり次第配布終了
②全国のファミリーマートで発券できます
●発券手数料 220円/枚
●お一人様2枚まで発券可能
●中学生以下の入場は、保護者同伴のみとさせていただきます
●小学生以下は参加券不要(保護者同伴に限る)
●なくなり次第配布終了
主催
株式会社まさし / 株式会社さだ企画 / NPO法人ナガサキピーススフィア貝の火運動 / (公財)風に立つライオン基金
後援
長崎県 / 長崎市 / 長崎商工会議所
協賛
株式会社りらいぶ
株式会社ジャパネットホールディングス
大日本印刷株式会社
ビクターエンタテインメント株式会社
株式会社ユーキャン
ANAフーズ株式会社
ANA FESTA株式会社
猿田彦珈琲株式会社
SOMPOケア株式会社
合同会社日本フーズパートナーズ
DREAM WORLD HEALTHCARE PROGRAMME
株式会社アクティブコミュニケーションズ
有限会社綾部建築
協力
NHK長崎放送局 / NBC長崎放送 / KTNテレビ長崎 / NCC長崎文化放送 / NIB長崎国際テレビ / FM長崎 / 長崎新聞社 / 西日本新聞社 / HBC北海道放送 / キョードー東北 / 桐生音協 / 文化放送 / エニー / キョードー北陸 / サンデーフォークプロモーション / 東海ラジオ / キョードー大阪 / ユニオン音楽事務所 / デューク / キョードー西日本
制作
株式会社さだ企画
運営協力
株式会社キョードー西日本 / 株式会社長崎頭脳社
「夏 長崎から2025」
さだまさし
「広島原爆忌の晩、長崎から広島へ歌おう」これが 『夏長崎から』 の原点でした。
この言葉に共感してくれる人には余計なことを言う必要はありません。解説も要りません。そう思って歌ってきました。
だから僕は20年間、「このコンサートが終わるまでの間の、ほんの一瞬でよいから、どうかあなたの大切な人の笑顔を思い浮かべて下さい。そしてその笑顔を護る為に自分に何が出来るかを考えて下さい」というメッセージだけ繰り返したのです。
歌い出したのは1987年。
ちょうど日本経済がバブル景気に浮かされ、日本人が少し間違った価値観へと向かって走り始めた頃でした。
この頃はまだ「平和」とか「原爆忌に歌う」という言葉を使うだけで「左翼」と言われるような間違った価値観を持つ人がかなり居た時代でした。
ですから僕は敢えてこのコンサートに「平和」という文言を使いませんでした。正に 「もの言えば唇寒し」という時代でした。
歌手の立ち位置はそれぞれですが、僕はどのような政治・宗教・思想にも寄らず、己の音楽に寄って立つという考えでしたので、敢えて政治的、思想的発言をしませんでした。
一部の尖った人達からは「中途半端」「趣旨が曖昧」などと言われたものですが気にしません。
音楽は 『平和の象徴』 だからです。
何故なら、世の中から平和が奪われるとき、必ず音楽が止まるからです。
戦争や災害は勿論、2020年からのコロナ禍でも(僕はコンサートツアーをやめませんでしたが)音楽会は全て停められました。
音楽の立つ土壌はそれほど脆弱なのです。
『夏長崎から』 を始めるとき、僕は無料にこだわりました。
500円でも1000円でも、料金が発生すると、子ども達の多くは家で留守番となりましょう。
だが無料となれば家族連れで夕涼みがてら出掛けようという気にもなるものです。家族が揃って音楽を聴く。
これこそがまさに平和の姿だと思います。
尤もスタッフは青くなりました。
何故なら野外コンサート開催は、お金が掛かります。 一夜のために数千万円という費用が掛かるのに、それを「無料でやる」というのですから事務所スタッフの辛さは良くわかります。
まして当時僕は有名な28億円の借金の最中でしたから、無茶だと憤るスタッフもいました。しかし当時の僕は何時自分が潰れるか分からないという思いがあり、苦しいときに僕の心を支えてくれた故郷に恩返しをしたい一存でした。
それで、駄目になるまでやらせてくれ、とスタッフに頼み込んで、毎年「広島の夜」に長崎で歌ってきたのです。
錚々たるゲストにも恵まれました。
社会的な理解も拡がり、スポンサーも少しずつ増え、この大変なコンサートがようやく赤字を脱したのは17年目のことでした。
『夏長崎から』 が夏の風物詩として定着し、有名になった20年目に身を退く決心をしました。
やめる理由を人々に説明はしませんでしたが、 僕には夢があったのです。 それは「長崎原爆忌の晩、広島で歌う」という夢でした。
そうして 『長崎から』 をやめた翌年の「長崎原爆の日」に やっと広島市民球場で歌うことが出来ました。遠い夢が叶ったのです。
こうして僕の中では完結した物語でしたが、2009年には長崎市制120周年の年に長崎市に請われ、稲佐山の野外コンサートを行いました。
また、東日本大震災のあと、初めて「有料チャリティー」として稲佐山で歌いました。
皆さんの心の中には20年続けた稲佐山の 『夏長崎から』 は生き続けていたのです。
そして2025年。広島・長崎は被爆80年を迎えます。
それで、僕は再び長崎で歌う決心をしました。
僕は今年73歳。
何処まで走ることが出来るか分かりませんが、精一杯走ろうと思っています。
さだまさし
参加される方へのお願い
● 駐車場のご利用について
一般車両による稲佐山公園内の駐車場利用はできません。ご来場の際は、シャトルバス(有料/詳細はオフィシャルサイト等でご案内)、タクシー、ロープウェイ等をご利用ください。
● 防犯・安全対策について
入場ゲートにて金属探知機によるチェックを実施いたします。また、会場内には防犯カメラを設置しておりますので、予めご了承ください。
● 暑さ対策について
当日は高温が予想されます。十分な暑さ対策のうえ、こまめな水分補給をお願いいたします。
● 参加券の転売禁止について
参加券の転売はできません。転売目的での入手も固くお断りいたします。
● 入場列の確保について
お客さまの安全およびトラブル防止のため、泊まり込みや物品(紙に名前を書いたもの等)を置いての場所取り行為は禁止いたします。
● 客席について
会場は芝生エリアの自由席となります。敷物等をご持参ください。椅子の持ち込みはできません。
● 入場制限について
定員に達した場合、入場制限を実施することがございます。予めご了承ください。
● 傘の使用について
開演中の客席における傘の使用はご遠慮ください。
● 喫煙について
会場内は全面禁煙です。喫煙エリアのご用意もございません。
● 飲酒について
アルコール類の持ち込みおよび飲酒状態でのご入場はお断りいたします。
● 迷惑行為について
酒気帯び、迷惑行為、またはスタッフ・警備員の指示に従わない場合は、演奏の妨げとなるため退場いただく場合がございます。
● お子さまの入場について
演奏を静かに鑑賞できない未就学児のご入場はお断りいたします。
● 事故・盗難・負傷等について
会場内外における事故・盗難・負傷等につきましては、主催者・関係者・出演者は一切の責任を負いかねます。
● 撮影・録音について
アーティストおよびステージパフォーマンスの無許可での撮影・録音・SNS配信等は禁止いたします。
● オフィシャル撮影について
オフィシャルカメラによる撮影により、客席を含む会場内の映像・写真が公開される場合がございます。予めご了承ください。
● 環境美化のお願い
本会場は長崎市のご協力によりお借りしております。ゴミは必ず各自お持ち帰りくださいますようお願いいたします。
COMING SOON
長崎市内での参加券の配布場所や、交通手段の詳細など、続々更新します。
こちらのページや、さだまさし公式メルマガでご確認ください。
メルマガ登録はこちら↓