歌手のさだまさしが製作・構成・音楽・監督・出演を果たしたドキュメンタリー作品。脚本は長野広生と菊池昭典、演出は徳安恂が務め、市川崑が総監修を務めている。映画はヒットしたものの製作費がかかりすぎ、さだは三十億円近い借金を抱えることになるが、数多くのコンサートをこなすことで完済したという。

祖父母が出会った中国に興味を持ったさだまさしは、長江の「最初の一滴」を撮影することを決意。長江を流れに沿ってさかのぼり、中国の街、人、風景そして歴史をフィルムに記録していく。二年にわたる長期ロケにより歴史的に価値のある映像が撮影されるのだったが…。

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