刊行日2012年04月10日
昭和30年代、長崎。カステラの香りに包まれた記憶の中には、明るくて、ちょっと迷惑で、それでも皆から愛された破天荒な父と、振り回された家族の姿があった―。 さだまさしが父に捧ぐ「もうひとつの“精霊流し”」。初の自伝的実名小説。