昭和32年の長崎を舞台に、焼け落ちた浦上天主堂に残るマリア像を人知れず運び出そうとする鹿と、忍の二人の女性を描いた人間ドラマです。
原作は、長崎市出身で劇作家・演出家として日本の演劇界に多大な貢献をした田中千禾夫が1959年に発表し、第6回岸田演劇賞、第10回芸術選奨文部大臣賞を受賞した同名の戯曲であり、「日本演劇史の金字塔」と言われる名作。
この作品の主題歌に、さだまさしが歌う「祈り」(『新自分風土記Ⅰ〜望郷篇〜』収録)が起用されることになりました。
是非ご覧ください。

●8月13日(金)より、ユナイテッド・シネマ長崎にて先行公開
●8月20日(金)より、シネ・リーブル池袋他、全国ロードショー

映画『祈り ―幻に長崎を想う刻―』オフィシャルサイト (inori-movie.com)

 

【さだまさしコメント】
日本人として、長崎人としてこの作品を心から応援します。はじめ映画音楽の相談にお出で下さったスタッフの皆さんが偶然僕の「祈り」という歌を気に入って下さったことから、光栄にも楽曲の提供をさせていただくことになりました。この平和の祈りが世界中に届くことを強く信じます。