2022年10月1日、株式会社まさしは作曲家・渡辺俊幸氏と所属契約を結びましたことをご報告申し上げます。
これにより、渡辺俊幸氏は弊社所属アーティストとなりました。
今後とも渡辺氏と共に良き音楽をお届けできるよう努力してまいりますので、
何とぞご支援を賜りますようお願い申し上げます。
️■渡辺俊幸
愛知県名古屋市出身。作曲家・編曲家・指揮者。
米国バークリー音楽大学にてハーブ・ポメロイ氏、マイケル・ギブス氏に師事。ボストン音楽院にて指揮法を学ぶ。帰国後は、様々なTVドラマや映画、アニメ等の音楽を手がけながら、さだまさし、平原綾香他のアーティストのプロデュース・編曲を担当するなど、純音楽も含め様々な分野で活躍中。
作曲家としての代表作にNHK大河ドラマ「利家とまつ」「毛利元就」、NH Kドラマ「大地の子」、NHK 連続テレビ小説「ノンちゃんの夢」「かりん」「どんど晴れ」「おひさま」、映画「平成モスラシリーズ」「サトラレ」「解夏」「UDON」「劇場版マジンガーZ」、テレビアニメ「宇宙兄弟」「銀河機攻隊マジェスティックプリンス」「新幹線変形ロボ シンカリオン 」、純音楽的作品「交響的幻想曲 能登」、祝典序曲「輝ける勇者たち」(防衛庁・自衛隊50周年記念曲)オペラ「禅〜ZEN」他がある。
2005年愛知万博の開会式の音楽監督を担当。TVドラマ「リング~最終章~」で第20回ザ・テレビジョン・ドラマアカデミー賞、劇中音楽賞を受賞。平原綾香「おひさま~大切なあなたへ」で第53回日本レコード大賞編曲賞を受賞。
洗足学園音楽大学 音楽・音響デザインコース客員教授
日本音楽著作権協会理事 日本作編曲家協会副理事長 文化審議会正委員
渡辺俊幸オフィシャルサイト
http://www.toshiyuki-watanabe.com
〈さだまさしよりご挨拶〉
盟友として長年さだまさしの音楽を支えてくださっている作曲家・渡辺俊幸さんが、本年10月1日より株式会社まさしの所属アーティストとなりましたことをご報告いたします。
僕は「グレープ」でデビューした頃に、憧れのフォークグループ「赤い鳥」のドラマーとして活躍していた渡辺さんと出会いました。
我々が同じ事務所「ザ・バードコーポレーション」に所属していたご縁です。
「グレープ」を解散した後、ソロデビューしてからは、プロデューサーとして、またアレンジャーとして、何より良き友人として、ずっとさだまさしの音楽を支え続けてくださっています。
この度、プロの音楽家としてお互い50年を迎えることを機に、新しい環境を作り、共に活動してゆくこととなりました。
大きな勇気と希望を持って渡辺さんを迎えます。
これまで以上に力を合わせ、すばらしい作品を作り続けて行きたいと思っています。
渡辺さんの新しい出発にどうぞご期待を、そして温かいご声援をお送りくださいますようお願い申し上げます。
さだまさし
<渡辺俊幸よりご挨拶>
今年は、私にとって音楽家活動50周年の年になりますが、自分の音楽家人生を振り返ってみると、さだまさしさんとの出会いがとても大きく作用して今の自分がある事を感じます。
さださんとは、私がフォークグループ「赤い鳥」のドラマーとして、さださんがフォークデュオ「グレープ」として同じ事務所「ザ・バードコーポレーション」に所属した事で出会いました。その後、さださんがソロ活動を始めるにあたり私は専属のプロデューサー兼アレンジャーとしてさださんを支えていく事になります。さださんのアルバムの為のアメリカでのレコーディング体験などがきっかけとなり私は更なる上のレベルの音楽家を目指す為、さださんとの仕事を一時中断してアメリカ留学をしたいとの思いが膨れ上がりますが、そんなわがままな要望をさださんは「自分の分まで勉強してきてね!」と快く受け止めてくださいました。そしてその時に留学した事で掛け替えのない音楽的体験と勉強を重ねる事が出来、今の自分があります。
NHK大河ドラマ「毛利元就」、「利家とまつ」や「おひさま」などの朝ドラ4作品を含む多くのテレビドラマや映画音楽を手がけ、オーケストラの指揮者としても活躍出来るようになったのは、この時の留学経験があったからこそです。
留学を終え帰国後も現在に至るまでさださんとは、アルバム制作やコンサートなどを通してずっと一緒に音楽活動をして来ました。
ほぼ半世紀という長きに渡って、音楽家同士そして盟友として共に過ごせたのはこの上なく幸せな事だと感じています。
この度、お互いに音楽家活動50年を迎えることを機にさださんの会社に所属し、より親密な関係でこれまで以上に素晴らしい作品を作り続けて行きたいと思いました。
新たな出発です。
どうか応援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
渡辺俊幸